活動報告
2020/03/30活動報告
活動内容
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(以下、OCVB)は、一昨年度まで沖縄県からの委託事業の一環として実施してきた、 県内の学生が学生ならではの視点でおすすめの卒業旅行プランを紹介する「学卒プロジェクト」を、2018年度からOCVBの自主事業として新たな展開を図り、 単年度事業では取り組むことができなかった継続的なプロジェクトとして「沖縄観光2020プロジェクト」を始動しました。
「学生を主体」とした軸は変えずに、2020年「東京オリンピック・パラリンピック」の開催に伴い、日本が次なる観光のステージの幕開けを迎える今、沖縄で2020年までに取り組むべき課題は何なのか、 そして、2020年以降も日本を代表する観光リゾート地として、世界から選ばれる沖縄になるために何を実現していくのかを、未来を担う若者たちの自由な発想で考えていきます。
自主事業展開2年目となる2019年度は、本プロジェクトにご賛同いただいた日本トランスオーシャン航空株式会社、沖縄ツーリスト株式会社、株式会社かりゆし、株式会社南都のご協力のもと、 実際に観光に従事されている社員の方々と学生が直接議論を交わす、グループディスカッション型ワークショップ方式を取り入れました。 OCVBでは、県内学生が沖縄観光への理解を深め、沖縄の豊かな未来を描くことを目的に本プロジェクトに取り組んで参ります。
沖縄観光2020プロジェクト~未来を担う若者たちからの提案~ 活動内容
(1)グループディスカッション型ワークショップの実施
プロジェクトにご賛同いただいた県内4企業のご協力のもと、実際に観光に従事されている社員の方々と学生が直接議論を交わす、グループディスカッション型ワーショップ方式を取り入れました。 更に、協力企業各社から学生と共に解決したい課題並びに新しい取り組みに関するテーマをご提示いただき、ワークショップの他、職場訪問や会社経営者・従事者等との意見交換会を通じて、 参加学生自ら実際の商品化に向けて、プロジェクトに取り組んでいただきました。
(2)チームワークの形成と学校間の垣根を超えた交流の場の提供
各ワークショップを通じて他学校の学生と顔を合わし、課題解決に向けた様々なアイディア・考えに直接触れることにより、チームで頑張ることの大切さと、沖縄の未来を共に創り上げる意識を高めていきました。
(3)沖縄旅フェスタ2019 in 沖縄コンベンションセンターへの参加
沖縄と直行便でつながる地域の観光関連事業者や自治体が一同に集まる県内唯一の旅に特化した当該イベントにて、ブースのサポートやイベント運営事務局の業務を体験し、国内外の観光業界で働く職員から観光プロモーションや受入のノウハウを直接学べる機会を設けました。 また、本イベントへの参加を通じて県民の旅への興味関心の高さを認識することで、沖縄観光の可能性を実感いただく場を提供しました。
(4)広報展開
参加学生の活動をSNSやWEBサイト上で配信することにより、沖縄観光2020プロジェクトの広報展開を行いました。
①instagramの活用
「#沖縄観光2020」等のハッシュタグをつけ、本プロジェクトの取り組みをリアルタイムで配信
②プレスリリース、活動報告書の配信
県内メディアへのプレスリリースや、回ごとの活動報告書をOCVBコーポレートサイト等を通じ配信
(5)2019年度の協力企業と参加学生並びにテーマ
●チームI:学生×日本トランスオーシャン航空株式会社
テーマ:「沖縄」を感じるフライトづくり
●チームII:学生×沖縄ツーリスト株式会社
テーマ:SDGsの視点で考える沖縄旅行
●チームIII:学生×株式会社かりゆし
テーマ:SDGs×宿泊(宿泊プランの企画からPR、販売まで)
●チームIV:学生×株式会社南都
テーマ:インスタ映えをこえてゆけ!
(写真・動画の先にある“本質”“価値”をどのように伝えるか)