「沖縄観光学習教材 第11版」贈呈式を行いました

2017.09.15

「沖縄観光学習教材 第11版」贈呈式を行いました

沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良朝敬、以下OCVB)は、今年も教育機関において本教材の利用を推進してもらうために、沖縄県教育委員会へ「沖縄観光学習教材 第11版」の贈呈式を行いました。

OCVB会長 平良朝敬より沖縄県教育委員会 平敷教育長へお渡しした教材本は、子供たちに「観光」という視点から沖縄の歴史、文化、自然を学び、世界へ誇れる沖縄の魅力を理解してもらうとともに、子供たちに沖縄県民の一人として、観光客を温かく迎える「おもてなしの心」を自発的に育んでもらい、沖縄観光の持続的な発展に寄与することを目的としています。

当教材は、昨年度の観光先進国の実現に向けた国の取り組み「明日の日本を支える観光ビジョン」の中で、観光教育の充実のために目指すべき将来像の先進事例として紹介され、さらに日本の優れた観光・旅行産業の取り組みを表彰する「第2回ジャパン・ツーリズム・アワード」において優秀賞を受賞しています。
今回も作成にあたっては、教育現場で活用していただく為に教育行政や大学教授、観光業界等の皆様との編集会議に加え、現場の小学校教諭からの声を反映させました。更に今回は、これまでのデザインを大幅に変え、規格もB5サイズからA4サイズへ変更。ページ数も接遇・マナー等の内容を加え8頁増の62頁とさらに充実させ、より教育現場で活用できるものに仕上がっています。
OCVBは、初版の平成18年度から平成28年度までの10年間に、合計23万4,500冊を対象となる県内全小学校4年生へ配布しました。今年度に関しても17,500冊の配布を行っております。
贈呈式の中では、教育委員会平敷教育長より「グローバルな人材育成のためには、自分の生まれ育った沖縄の歴史や文化を学ぶことはとても大切な事。本教材は、教育現場にとって貴重な教材。幅広い活用、普及を検討したい。」とのお言葉をいただきました。

今後もOCVBでは、「沖縄観光学習教材」を活用した出前講座等にて、地域や沖縄観光の魅力に関する児童の理解を増進するため、観光教育に取り組む学校等と連携してまいります。


【実施概要】
日時:平成29年9月11日(月)10:30~10:45
贈呈式会場:沖縄県教育委員会 教育長室
配布冊数:17,500冊
配布予定先:沖縄県内全小学4年生および学年主任、市町村教育委員会、県内特別支援学校等

 

この件に関するお問い合わせ

部署名 受入事業部 受入推進課
担当者 伊波、安次富、高見
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