国立劇場おきなわで初の試み、組踊体験と新旧沖縄ロケ映画の上映
2014.09.05
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー（会長：上原良幸、以下OCVB）沖縄フィルムオフィスは、平成26年8月30日に国立劇場おきなわ小劇場で開催された組踊体験学習プログラム「この島物語」（主催：CMC）の中で、第１回沖縄ロケ映画上映キャラバン2014を開催。 組踊の実演者を描いた短編映画「うんじゅぬ花道」（第5回沖縄映像コンペティション支援作品）と県内出身の高嶺剛監督作品「パラダイスビュー特別版」を上映し、沖縄の伝統組踊と映画の競演を通して、芸能豊かな島沖縄の多様な魅力を紹介しました。
今回のイベントは、「うんじゅぬ花道」で主演を務めた神谷武史さんと息子の武之心君が組踊の実演者でもあることから、多くの方に組踊に親しみと理解を深めてもらおうと、体験プログラムと短編映画上映の企画が実現しました。 当日は「うんじゅぬ花道」の撮影で協力していただいた八重瀬町関係者や組踊ファンなど約170名の方が来場されました。 第一部の組踊体験は、一般から公募された男女2名が組踊の衣装で檀上に上がり、組踊の所作で一番難しいという歩きや愛情の表現方法を体験し、「貴重な体験をさせてもらった」と感謝の言葉を述べていました。 休憩をはさみ、二部のトークショーでは「うんじゅぬ花道」のダブル監督である山城千佳子さんと砂川敦志さんに加え、神谷さん親子と知花さんによる撮影裏話等が語られた後、短編映画上映とつながり、観客はより映画の世界に感情移入できたようでした。
来場者には沖縄観光の合間に訪れた東京や茨城県の方もいて、「基本的な知識もない私には非常に勉強になる企画。是非継続してほしい」「組踊を大切に演じるステージの若者に感動した」などのコメントが寄せられていました。
今後「この島物語」と沖縄ロケ映画上映キャラバンは、12月20日名護市民会館、平成27年1月には桜坂劇場での開催を予定しています。
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この件に関するお問い合わせ
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