「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」を実施いたしました。

2018.12.03

「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」を実施いたしました。

沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良 朝敬、以下OCVB)は、11月20日(火)、21日(水)の2日間、宮古島と石垣島にて、「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」を実施いたしました。宮古会場28名、石垣会場31名の観光関連事業者の皆様が参加しました。本セミナーは今後も益々の増加が見込まれる外国人観光客の傷病発生時において、観光従事者が速やかに対応できる方法を習得することを目的としています。
 
セミナー内では沖縄県とOCVBが作成した「病気!ケガ!の外国人観光客対応ハンドブック」の内容をもとに、基本的な対応方法の紹介を中心とし、外国人観光客が日本人患者と異なる点や、薬局、病院、救急隊へつなぐ際に心がけるべきことを情報発信しました。
外国人観光客の傷病発生時の事例動画を活用したワークでは、ゲストコメンテーターからクルーズ船内での傷病者発生や、レンタカーでの事故等、地域で実際にあった事例等を交えてお話いただきました。
不慮の病気やケガに見舞われる外国人のバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)は観光従事者となる可能性の高さから、その後に続く消防・病院との日ごろから連携を取ることの重要性も話題となり、参加者にとって大きな気づきとなったようです。
 
セミナー後半には、消防によるAED使用方法や胸骨圧迫を学ぶ救命講習も行われました。
実践的な内容に参加者からは「指差しシート等のツールを社内で共有したい」、「セミナーの内容をお客様対応に生かしたい」、「身近に設置しているAEDの場所を確認する」とのお声をいただきました。
 
セミナー内でも紹介した、観光従事者が病気やケガをした外国人観光客対応する際に活用できる支援ツールは以下です。
【病気!ケガ!の外国人観光客対応HAND BOOK】
https://inbound.ocvb.or.jp/oin/sites/default/files/download_file/ocvb_hand_book/index.html
 
沖縄県とOCVBは今後も各関係機関と連携し「安心安全な沖縄」を目指して、外国人観光客の受入体制強化を図って参ります。
 
【概要】
「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」
日時:平成30年11月20日(火)、21日(水)
会場:沖縄県宮古合同庁舎、沖縄県八重山合同庁舎
ゲスト:
【宮古島】
沖縄県立宮古病院  総合診療科  医師  與那覇 忠博 氏
宮古島市消防本部 救急救助係 課長補佐 新里 栄作氏
宮古島市消防本部消防署 第1警備係 消防士長 下地 亮平氏
宮古島観光協会 ミドルトン 有希子氏
 
【石垣島】
沖縄県立八重山病院 病院長 篠﨑 裕子氏
石垣市消防本部 救急担当 黒島 浩光氏
アートホテル  営業部宿泊販売課 スーパーバイザー 松原 秀和氏
 

この件に関するお問い合わせ

部署名 受入事業部受入推進課 
担当者 久田・大城・比嘉
TEL 098-859-6129
FAX 098-859-6222
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