「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー 北部」を実施しました

2019.03.11

「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー 北部」を実施しました

 沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良 朝敬、以下OCVB)は、去る3月6日 (水)に名護市にて「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー 北部」を実施いたしました。対象は沖縄県本島北部の観光関連事業者で、35名の方々が参加しました。本セミナーは今後も益々の増加が見込まれる外国人観光客の傷病発生時において、観光従事者が速やかに対応できる方法を習得することを目的に開催いたしました。

 本セミナー内では、沖縄県とOCVBが作成した「病気!ケガ!の外国人観光客対応ハンドブック」の内容をもとに、基本的な対応方法の紹介を中心とし、外国人観光客が日本人患者と異なる点や、薬局、病院、救急隊へつなぐ際に心がけるべきことなどについて情報共有を行いました。
 外国人観光客の傷病発生時の事例動画を活用したワークでは、ゲストコメンテーターから「薬を求めている方への対応方法・心構え」や、「妊娠の有無確認の重要性」、「外国人についてはなるべく119番通報時はためらわないで」等、実際にあった事例を交えてお話いただきました。
 不慮の病気やケガに見舞われる外国人のバイスタンダー(救急現場に居合わせた人)は観光従事者となる可能性の高さから、その後に続く消防・病院との日ごろから連携を取ることの重要性も話題となりました。参加者からは「観光施設側だけではなく病院や消防側のニーズも聞くことができ対応の参考になると思った」、「今後現場でもコミュニケーションシートの活用を行っていきたい」、等のお声をいただきました。
セミナー後半には、消防によるAED使用方法や胸骨圧迫を学ぶ救命講習も行われました。

 セミナー内で紹介した、観光従事者が病気やケガをした外国人観光客対応する際に活用できる支援ツールは以下のとおりです。

【病気!ケガ!の外国人観光客対応HAND BOOK】
https://inbound.ocvb.or.jp/oin/sites/default/files/download
_file/ocvb_hand_book/index.html

 
 沖縄県とOCVBは今後も各関係機関と連携し「安心安全な沖縄」を目指して、外国人観光客の受入体制強化を図って参ります。

【概要】
「観光従事者向け 病気!ケガ!の外国人観光客対応セミナー」
日時:平成31年3月6日(水)
会場:ホテルゆがふいんおきなわ あけみおの間
ゲスト: 
 沖縄県立北部病院 医師 高江洲 怜 氏
 沖縄県立北部病院 救急室師長 伊志嶺 悦子 氏
 名護市消防本部 警防課 係長 金城 憲和 氏
 名護市観光協会 さくらガイド・沖縄特例通訳案内士 剱持 保夫 氏


 

この件に関するお問い合わせ

部署名 受入事業部 受入推進課
担当者 久田・大城・比嘉
TEL 098-859-6129
FAX 098-859-6222
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