県に対して沖縄県観光振興に関する提言を行いました

2019.03.28

県に対して沖縄県観光振興に関する提言を行いました

一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良朝敬、以下OCVB)は去る3月25日(月)に「平成30年度 沖縄観光振興に関する提言書」を沖縄県副知事に手交いたしました。
 
平成30年度の入域観光客数は6年連続で過去最高の記録を更新し、今後も好調に推移していくと予想されますが、その一方で、県が掲げる「観光収入1.1兆円、入域観光客総数1,200万人」の目標達成に向けて、国内及び海外旅行市場の動向による誘客戦略や、観光消費額の向上及び滞在日数の延伸につながる観光体験の拡充、空港・港湾のハードとソフト両面での整備強化など更なる強化が必要となってきております。
 
このような課題解決に向けてOCVBでは5つのワーキング委員会を設置して、沖縄の観光業界で抱える課題の抽出及び解決策等について議論を重ねてきました。
また、昨年よりOCVBの自主事業として沖縄観光2020プロジェクト(日本トランスオーシャン航空株式会社、株式会社JALJTAセールスと共催)を実施し、学生枠として4つのチームを結成し、「世界基準のリゾート地沖縄」に向けて2020年までに取り組むべき事項等について検討を重ね、その中で出た課題を観光振興に関する提言としてまとめ、県に対し手交いたしました。
 
富川副知事からは、「県としても検討に値する。世界水準の観光を推進するためにまずは出来ることから前向きに検討していきたい。」とのお話があり、OCVB平良会長からは「2016年から委員会を設置して提言をさせて頂いてきたが、今回はこれまでにはなかった部分をさらに掘り下げて議論を重ねた。世界各国がLGBTなどセクシュアルマイノリティに対しても優しい国作りを意識しながら進めているので、沖縄県も優しい県づくりを意識したプロモーションを進めていただきたい。」と申し上げました。
 
また、学生の考える課題解決に向けた提言の手交式では、富川副知事より「若者の斬新な意見を今後もぜひ県へ提言してほしい。学生の皆さんにはこれからの観光を引っ張っていただきたい。果敢に様々なことに挑戦してほしい」と学生へ向けてエールを送る場面があり、終始和やかな雰囲気での手交式となりました。
 
 
【手交式 概要】
日時:平成31年3月25日(月)16:00~16:45
場所:沖縄県庁
出席者:沖縄県富川副知事、OCVB平良会長、人材ワーキング委員会、バリアフリーワーキング委員会、環境・景観ワーキング委員会、観光目的税ワーキング委員会、琉球料理・琉球泡盛ワーキング委員会、沖縄2020プロジェクト参加学生


提言書は下記よりダウンロードください

この件に関するお問い合わせ

部署名 総務課 広報
担当者 黒島、田仲
TEL 098-859-6124
FAX 098-859-6222
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