一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

　沖縄県および一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長：下地芳郎、以下OCVB)、株式会社よしもとラフ＆ピース(代表：和泉かな)は、フィルムツーリズム推進事業における取組の周知、県内の撮影環境を踏まえたロケーション撮影の受入強化を目的としたフィルムツーリズム振興シンポジウムを開催いたします。

　基調講演では、「フィルムツーリズムとは？」と題し、特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション(JFC)顧問である田中まこ氏にご登壇いただきます。フィルムコミッションとは、映画等の撮影場所誘致や撮影支援をする機関のことで、同氏には全国のフィルムコミッションの例を踏まえ地域のロケ受入体制についてご講演頂きます。
さらにその後のパネルディスカッションでは、照屋年之監督(ガレッジセール・ゴリ)や映像関連企業の代表者をパネリストにお迎えし本県の撮影地としての魅力、地域ロケを受け入れるメリットや課題、作品の活用方法等フィルムツーリズム振興について様々なトークを繰り広げていただきます。
是非、多くの方の参加をお待ちしております。

■日時：令和元年12月21日(土) 16：00～18：00(開場：15：30)
■場所：沖縄県教職員共済会館　八汐荘・屋良ホール(那覇市松尾1-6-1)
■基調講演：田中まこ（特定非営利活動法人JFC顧問）
■司会：宮島真一（Vacant Store Pictures代表）
■パネリスト：
　照屋年之（吉本興業㈱ ガレッジセール・ゴリ）
　小西啓介（㈱ファントム・フィルム代表取締役）
　上里忠司（㈱ロケーションファースト常務取締役）
　金城諭　（（一社）沖縄市観光物産振興協会　事務局次長）
■定員：130名　※受付は先着順といたします。
■申込方法：下記Webページの申請フォームよりお申込みください。
https://bit.ly/2PrUaXV

【沖縄フィルムオフィスについて】
OCVBでは、平成15年度から撮影受入窓口として「沖縄フィルムオフィス」を立ち上げ、平成30年度までの15年間で延べ991件の作品に対してロケ撮影支援を行ってきました。県外だけではなく海外からの撮影案件も増加傾向にあり、撮影の誘致及び受入体制整備に取り組み、撮影地を観光目的で訪れるフィルムツーリズムの推進を図っています。

【講演者プロフィール】
■田中まこ 氏
特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション顧問
 
大阪府生まれ。少女時代を米国で過ごし、国際基督教大学卒業後は番組制作、ラジオのDJなどに従事。日本にフィルムコミッションを設立するため、1998年に米国で研修を受け日本初の国際フィルムコミッショナーズ協会の正会員となり、16年に渡り神戸フィルムオフィス代表を務める。また全国フィルムコミッション連絡協議会副会長、国際フィルムコミッショナーズ協会理事、アジア・フィルム・コミッション・ネットワーク副会長、ひょうごロケ支援ネット会長、ジャパン・フィルムコミッション副理事長および理事長などを経て、今年11月よりジャパン・フィルムコミッションの顧問に就任。国土交通省の「観光カリスマ」、観光庁「VISIT JAPAN大使」、兵庫県文化功労者、神戸市産業功労者に選定・任命される他、神戸市文化奨励賞、関西財界セミナーの「輝ける女性賞」など数々の賞を受賞。また流通科学大学特別教授および理事として、都市プロモーションや地域人材育成等にも携わっている。