「旧海軍司令部壕 空間音響ガイドシステム」が採択されました。 ~(観光庁「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業)~
2020.09.24
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地芳郎、以下OCVB)旧海軍司令部壕事業所が事業提案した「旧海軍司令部壕 空間音響ガイドシステム」が、観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業に事業採択されました。
終戦から75年・事業所開設から50周年を迎え、戦争体験者の高齢化や戦争の風化等により、慰霊参拝や平和学習を取り巻く環境も変化しつつある中、新型コロナウイルス感染症の流行により、旧海軍司令部壕の参観者数も激減しており、Withコロナ時代における平和学習の在り方及び誘客強化は喫緊の課題と捉えています。
今回当該事業において、未来型観光ガイドシステムとして、NEC独自技術である「音響定位技術」や「AR(拡張現実)技術」を活用した「空間音響MR」を採用し、音と映像による新たな観光体験を提供し、新たな平和学習の需要開拓を図ります。
当システムは、観ている方向(慰霊塔等)から話しかけるように音が聞こえるため、説明看板以上のガイド及びバーチャル的なガイドが可能となります。更にAR映像を組み合わせることで、現実世界の風景とバーチャル空間が融合した新たな体験が可能となります。
当施設は琉球王国時代には「火番森(ヒバンムイ)」として重要な場所であったことや、現在では都市公園に指定され、展望台からの眺望は東西南北360度見渡せることから、戦跡地としてだけではなく、史跡、絶景スポットとしても人気が高く、当システムを用いた現実世界とバーチャル空間が融合した体験は、新たな需要を生み出すものと期待しています。
OCVBでは今後も、観光を通じた新たな平和学習の在り方を提案することで、観光の基盤となる恒久平和の実現に向けて取り組んでまいります。
■コンテンツ作成 実施スケジュール
・プログラム作成 10月~11月
・プレス発表/運用開始 12月初旬頃
終戦から75年・事業所開設から50周年を迎え、戦争体験者の高齢化や戦争の風化等により、慰霊参拝や平和学習を取り巻く環境も変化しつつある中、新型コロナウイルス感染症の流行により、旧海軍司令部壕の参観者数も激減しており、Withコロナ時代における平和学習の在り方及び誘客強化は喫緊の課題と捉えています。
今回当該事業において、未来型観光ガイドシステムとして、NEC独自技術である「音響定位技術」や「AR(拡張現実)技術」を活用した「空間音響MR」を採用し、音と映像による新たな観光体験を提供し、新たな平和学習の需要開拓を図ります。
当システムは、観ている方向(慰霊塔等)から話しかけるように音が聞こえるため、説明看板以上のガイド及びバーチャル的なガイドが可能となります。更にAR映像を組み合わせることで、現実世界の風景とバーチャル空間が融合した新たな体験が可能となります。
当施設は琉球王国時代には「火番森(ヒバンムイ)」として重要な場所であったことや、現在では都市公園に指定され、展望台からの眺望は東西南北360度見渡せることから、戦跡地としてだけではなく、史跡、絶景スポットとしても人気が高く、当システムを用いた現実世界とバーチャル空間が融合した体験は、新たな需要を生み出すものと期待しています。
OCVBでは今後も、観光を通じた新たな平和学習の在り方を提案することで、観光の基盤となる恒久平和の実現に向けて取り組んでまいります。
■コンテンツ作成 実施スケジュール
・プログラム作成 10月~11月
・プレス発表/運用開始 12月初旬頃
この件に関するお問い合わせ
部署名 | 企画・施設事業部 旧海軍司令部壕事業所 |
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担当者 | 宮里・屋良 |
TEL | 098-850-4055 |
FAX | 098-850-9342 |