2020年沖縄観光OCVB重大ニュース

2020.12.23

〇新型コロナウイルス感染症の影響により、入域客数が激減
2020年3月より海外路線の全面運休とクルーズ船の全便運航停止、国内路線の減便、運休、国(5月)、県(8月)による緊急事態宣言が発出されたことに加えて、「Go toトラベルキャンペーン」の一時停止措置などにより入域観光客数が激減した。

 
〇旅行者専用相談センター沖縄に関する取り組み他、新型コロナウイルス感染症対策関連
防疫型観光の実現に向けて、旅行者の相談支援体制を整備することを目的に「旅行者専用相談センター沖縄(通称:TACO・6月)を設置し、看護師らが常駐して発熱の症状があった旅行者に問診するなどの取り組みを開始した。
また、市中感染防止策として「COCOA(新型コロナウイルス接触確認アプリ」と「RICCA(新型コロナ対策パーソナルサポートLINEアプリ)」の取り組みを推進した感染拡大の影響により落ち込んだ旅行需要の早期回復に向け、県内旅行需要喚起を図るおきなわ彩発見キャンペーン(6月-7月)、おきなわ彩発見バスツアー(11月-)事業を展開するとともに、観光需要の回復に向けて、国や県、医療関係者、沖縄ツーリズム産業団体協議会との意見交換会を頻繁に開催し、国や県への要請活動を行った。

 
〇首里城再建に向けた取り組みが加速
首里城正殿遺構等の一般公開開始、復興基本計画策定に関する有識者懇談会が開催されるなど、首里城再建に向けた取り組みが加速した。
また、OCVB賛助会員及び観光業界等76団体・99個人から寄せられた支援金¥7,938,822を沖縄県へ贈呈した。

 
〇東南アジア地域において初となる「沖縄ナイトinタイ2020」及び沖縄セミナー・商談会を開催(1月)
タイ市場に向け更なる沖縄の魅力を訴求することを目的に、沖縄セミナー及び商談会を開催し、58名/43企業・団体が参加した。
また、初開催となる「沖縄ナイトinタイ2020」には約250名が参加した。
 
 
 
〇旧海軍司令部壕(3月)、ブセナ海中公園(8月)が開業から50年
1970年に開業しOCVBが管理運営を担ってきた両施設が開業から今年で50周年となり、周年事業として資料館展示の充実化や、開業当時の記録映像を掲載する特設WEBページを公開するなど様々な取り組みを推進した。
・旧海軍司令部壕 3月開業
・ブセナ海中公園 8月開業

 
〇那覇空港第2滑走路 供用開始(3)
那覇空港の新たな滑走路が供用開始となり、安定的に運用できる年間の離着陸回数がこれまでの約13万5千回から1.8倍の約24万回に増大した。

 
〇一般社団法人沖縄オープンラボラトリ(7月)、一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター(10月)と包括連携協定を締結
観光産業におけるIT 化を進めるため、それぞれが有するネットワーク、人的スキルなどの様々なノウハウを共有し連携して両産業の発展に貢献していくことを目的に包括連携協定を締結した。
・一般社団法人沖縄オープンラボラトリ 7月締結
・一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター 10月締結
 

〇国内路線新規就航(10)
スカイマーク社が運航する羽田、神戸、那覇⇔下地島路線並びに、ピーチアビエーション社が運航する札幌(新千歳)/仙台-那覇線が新規就航した。

 
〇「ツーリズムEXPOジャパン旅の祭典in沖縄」関連(10月)
ニューノーマル時代のMICEモデルを発信するイベントとして、沖縄で初開催され目標を上回る24,000人余りを集客した。
また、同イベントに関連して実施された第6回ジャパン・ツーリズム・アワードに、観光客と県民の安全・安心を守るアクションプランの策定と、水際対策の強化に関する取り組みが他地域の参考となる取組として評価され「リスクマネジメント賞」の受賞が決定した。
 
 
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