【旧海軍司令部壕】地下未公開壕発掘遺留品特別展を開催いたします

2022.12.15

 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューローが運営する旧海軍司令部壕では、1952年から1977年にかけて大がかりな遺骨収集作業を複数回実施してきました。一方で壕内には未公開箇所が約150m存在し、見落とされた遺骨や遺品が埋まっている可能性もあったことから、本年10月、未公開箇所の発掘に着手しました。
 その結果、多数の遺留品が発見されましたため、この度「地下未公開壕発掘遺留品特別展」を開催することとなりました。
 戦争の風化が進む半面、世界情勢では戦争を身近に感じる事例も増えており、改めて平和の重要性を伝える内容として開催いたします。

【概要】
名称:旧海軍司令部壕 地下未公開壕発掘遺留品特別展
特別展開催期間:2022年12月17日(土)~2023年1月31日(火)
参考:未公開壕発掘調査について
(主 催)特定非営利活動法人空援隊
(目 的)旧海軍司令部壕未公開箇所において、戦没者の遺骨及び遺留品を発掘し収容すること
(実施日)令和4年10月22日(土)-30日(日)全9日間
(参加者)ボランティアのべ309人
(備 考)収容した御遺骨は戦没者遺骨収集情報センターに空援隊名義で預けられました。また遺留品は、旧海軍司令部壕事業所に引き渡されました。小火器の弾も多数発見されましたが保安上危険となる恐れがあったため、豊見城警察署に引き渡し、その後、陸上自衛隊不発弾処理隊によって処理されました。

   

この件に関するお問い合わせ

部署名 企画・施設事業部 旧海軍司令部壕事業所
担当者 酒井
TEL 098-850-4055
FAX 098-850-9342
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