帰宅支援対策運用図上訓練を実施しました

2023.11.14

 一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は、沖縄県より観光危機管理体制構築支援事業を受託しており、令和5年11月14日(火)沖縄空手会館にて、行政機関・観光関連団体・事業者を対象に帰宅支援体制運用図上訓練を実施しました。
 今年度は、34機関114名の皆さまにご参加いただき、観光危機管理において重要な検討課題といえる帰宅支援に特化し、観光客帰宅困難者をどのように帰宅させるかをメインテーマに掲げ、帰宅支援対策運用図上訓練を実施いたしました。地震・津波により那覇空港の滑走路が使えない状況で、 発災から7日後に民間機の運航が再開されることを想定し、航空便での輸送能力の確認や、本部港から船で帰宅する手段も検討するなど、 県、市町村、航空会社、観光業界が連携して帰宅支援計画の策定、実施のための手順確認等に取り組みました。帰宅支援という視点で検討することにより、沖縄が災害時に置かれる状況を理解し、いかに早く観光客を帰すための検討が重要かを改めて認識していただく機会となりました。
 観光危機管理体制構築支援事業を通して、安全・安心で快適な観光地としての沖縄観光ブランド構築の実現に向けて引き続き検討してまいります。
 
当日の様子




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