【海外・MICE事業部】SPNHC-TDWG2024合同大会 日本初開催 沖縄発のサステナブルMICE運営へチャレンジ
2024.08.30
国際自然史標本保存学会(SPNHC)と生物多様性情報標準化委員会(TDWG)は、2024年9月2日(月)から9月6日(金)まで、沖縄コンベンションセンターを会場に第2回合同大会が開催されます。合同大会としてはアジア初開催となります。
本大会は、主催者・運営事業者がサステナビリティガイドラインを意識したMICE運営を行うことで、MICE開催による沖縄への環境負担を軽減し、参加者が豊富な自然環境を保護する視点をもつことはもちろん、独自性ある歴史文化に敬意を払い、開催地の理解促進に努め、相互交流を目指しています。また、「大会参加者の行動規範」として沖縄21世紀ビジョン「5つの将来像」が紹介されており、これは国内外問わず初めての取り組みとなります。
また、本大会はOCVBが事務局を務める沖縄MICEネットワーク「サステナビリティ部会」による「沖縄MICE開催におけるサステナビリティガイドライン」に沿った監修を行っております。国内の国際催事において、企画からフォローアップまで一定のガイドラインに則ってサステナブルな取組を導入した事例が少ないため、本大会が、今後の沖縄MICEにとどまることなく、日本全国における先駆的な国際会議のモデル創出となることを狙います。
【沖縄県開催の理由】
・日本の中でも極めて豊かな生物多様性を誇る島嶼地域である
・世界文化遺産・世界自然遺産をはじめとする独自の地域観光資源を有する点でも圧倒的優位に立っている
・生物多様性のホットスポットが集中し、自然史科学研究における国を越えた連携の強化が期待される
アジア太平洋地域を俯瞰した時の中心的な立地である
・沖縄県が「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」において国立沖縄自然史博物館をあらゆる機会を捉えて
誘致に努めていくと位置付けている
などの理由により沖縄が開催地として決定いたしました。
【開催地独自の体験コンテンツメニュー開発とデジタルコンテンツの発信について】
SPNHC-TDWG2024では、沖縄県のサステナビリティガイドラインにそったMICE運営を実践し、開催関係者一律の参加満足度の向上につながるような大会運営を行うことで、先駆的な国際モデルを創出することを目標とし、以下の取り組みを行います。
〇開催地独自の体験コンテンツメニュー開発と今後の誘致案件への展開
➣エコツアーの実施
OIST学生との共創による地域課題解決型のSDGsコンテンツとして、「ネイチャーポジティブの先進地を旅する~恩納村[サンゴの村づくり]ツアー」を企画し、参加者の満足度向上と若年層の高度な育成機会の創出を図ります。本ツアーは、本大会をきっかけに今後の誘致案件への活用も見据えて造成、運営します。
➣観光資源豊かな沖縄のデジタルコンテンツの発信(デジタルコンテンツの紹介)
開催地の魅力をより効果的に発信するため、沖縄のデジタルコンテンツを集約した「Okinawa Digital Tourism Database(URL: https://oki-digitourism.com/)」を新たに開設、併せてバーチャルツアーを企画し、本大会・エクスカーション等への参加促進及び、会期後の来沖意欲向上を目指します。
また、情報デジタル化の専門家である参加者からのフィードバックを基に、以降の沖縄MICEでも利用可能なコンテンツとしてブラッシュアップを図るとともに、県外・他地域開催MICEへの先駆的モデルとなるよう、OCVBによる誘致プロモーションにて継続的に活用を行います。
【会議概要】
①SPNHC(Society for the Preservation of Natural History Collections)
和名:国際自然史標本保存学会
②TDWG (Taxonomic Databases Working Group)
正式名称:Biodiversity Information Standards
和名:生物多様性情報標準化委員会
【テーマ】「地域能力の増進、国際標準の向上」
【会期】2024年9月2日(月)~6日(金)
【会場】沖縄コンベンションセンター
【形式】ハイブリッド開催(ライブ配信あり)
【規模】約600名(現地400名、遠隔200名:9割国際参加想定)
【WEB】https://www.tdwg.org/conferences/2024/
【内容】テーマ「Enhancing Local Capacity, Elevating Global Standards(地域能力の増進、国際標準の向上)」を
取り上げながら、自然史・生物多様性コレクシ ョンと地域コミュニティのつながりを強化し、生物多
様性データの世界における現在の標準を次のレベルへと押し上げることを目指し、シンポジウム、テー
マ別セッション、ワークショップ等を実施。
■(参考)過去開催実績
本大会は、主催者・運営事業者がサステナビリティガイドラインを意識したMICE運営を行うことで、MICE開催による沖縄への環境負担を軽減し、参加者が豊富な自然環境を保護する視点をもつことはもちろん、独自性ある歴史文化に敬意を払い、開催地の理解促進に努め、相互交流を目指しています。また、「大会参加者の行動規範」として沖縄21世紀ビジョン「5つの将来像」が紹介されており、これは国内外問わず初めての取り組みとなります。
また、本大会はOCVBが事務局を務める沖縄MICEネットワーク「サステナビリティ部会」による「沖縄MICE開催におけるサステナビリティガイドライン」に沿った監修を行っております。国内の国際催事において、企画からフォローアップまで一定のガイドラインに則ってサステナブルな取組を導入した事例が少ないため、本大会が、今後の沖縄MICEにとどまることなく、日本全国における先駆的な国際会議のモデル創出となることを狙います。
【沖縄県開催の理由】
・日本の中でも極めて豊かな生物多様性を誇る島嶼地域である
・世界文化遺産・世界自然遺産をはじめとする独自の地域観光資源を有する点でも圧倒的優位に立っている
・生物多様性のホットスポットが集中し、自然史科学研究における国を越えた連携の強化が期待される
アジア太平洋地域を俯瞰した時の中心的な立地である
・沖縄県が「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」において国立沖縄自然史博物館をあらゆる機会を捉えて
誘致に努めていくと位置付けている
などの理由により沖縄が開催地として決定いたしました。
【開催地独自の体験コンテンツメニュー開発とデジタルコンテンツの発信について】
SPNHC-TDWG2024では、沖縄県のサステナビリティガイドラインにそったMICE運営を実践し、開催関係者一律の参加満足度の向上につながるような大会運営を行うことで、先駆的な国際モデルを創出することを目標とし、以下の取り組みを行います。
〇開催地独自の体験コンテンツメニュー開発と今後の誘致案件への展開
➣エコツアーの実施
OIST学生との共創による地域課題解決型のSDGsコンテンツとして、「ネイチャーポジティブの先進地を旅する~恩納村[サンゴの村づくり]ツアー」を企画し、参加者の満足度向上と若年層の高度な育成機会の創出を図ります。本ツアーは、本大会をきっかけに今後の誘致案件への活用も見据えて造成、運営します。
➣観光資源豊かな沖縄のデジタルコンテンツの発信(デジタルコンテンツの紹介)
開催地の魅力をより効果的に発信するため、沖縄のデジタルコンテンツを集約した「Okinawa Digital Tourism Database(URL: https://oki-digitourism.com/)」を新たに開設、併せてバーチャルツアーを企画し、本大会・エクスカーション等への参加促進及び、会期後の来沖意欲向上を目指します。
また、情報デジタル化の専門家である参加者からのフィードバックを基に、以降の沖縄MICEでも利用可能なコンテンツとしてブラッシュアップを図るとともに、県外・他地域開催MICEへの先駆的モデルとなるよう、OCVBによる誘致プロモーションにて継続的に活用を行います。
【会議概要】
①SPNHC(Society for the Preservation of Natural History Collections)
和名:国際自然史標本保存学会
②TDWG (Taxonomic Databases Working Group)
正式名称:Biodiversity Information Standards
和名:生物多様性情報標準化委員会
【テーマ】「地域能力の増進、国際標準の向上」
【会期】2024年9月2日(月)~6日(金)
【会場】沖縄コンベンションセンター
【形式】ハイブリッド開催(ライブ配信あり)
【規模】約600名(現地400名、遠隔200名:9割国際参加想定)
【WEB】https://www.tdwg.org/conferences/2024/
【内容】テーマ「Enhancing Local Capacity, Elevating Global Standards(地域能力の増進、国際標準の向上)」を
取り上げながら、自然史・生物多様性コレクシ ョンと地域コミュニティのつながりを強化し、生物多
様性データの世界における現在の標準を次のレベルへと押し上げることを目指し、シンポジウム、テー
マ別セッション、ワークショップ等を実施。
■(参考)過去開催実績
年 | TDWG | SPNHC |
2023 | オーストラリア(タスマニア) | 米国 サンフランシスコ |
2022 | ブルガリア | 英国 エジンバラ |
2021 2020 |
バーチャル開催 | バーチャル開催 |
2019 | オランダ | 米国 シカゴ |
2018 | ニュージーランド(第1回SPNHC-TDWG合同大会) |
この件に関するお問い合わせ
部署名 | 海外・MICE事業部 MICE推進課 |
---|---|
担当者 | 上地、加治工 |
TEL | 098-859-6130 |
FAX | 098-859-6222 |