一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

　一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー（会長：下地芳郎、以下OCVB）は、「ツーリズムEXPOジャパン」（主催：公益社団法人日本観光振興協会、一般財団法人日本旅行業協会（JATA）、日本政府観光局（JNTO））が開催する第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」において、持続可能な観光地プロモーション「エシカルトラベルオキナワ」の取組が「UN Tourism特別賞」を受賞しました。（UN Tourismは国連世界観光機関（UNWTO）の通称）
 
■持続可能な観光地プロモーション「エシカルトラベルオキナワ」について
　沖縄県ならびにOCVBは、令和3年度より持続可能な観光地づくりに向けた取り組みとして、沖縄を訪れる観光客・観光事業者・沖縄県民が共に「沖縄らしさ」を育み、発展させることを目指す新しい沖縄観光のかたち「エシカルトラベルオキナワ」を提案しています。沖縄の自然、伝統、産業に触れながら“地域と過ごす旅”を通じ、訪れる観光客一人ひとりが地域の一員のように過ごすだけでなく、迎え入れる観光事業者、沖縄県民も同様の考えを持ち、双方が地域の暮らしや自然環境に配慮した旅を心がけるきっかけになるような取組を進めています。



■受賞の選考ポイント
 
第6次沖縄県観光振興基本計画でも掲げている「世界から選ばれる持続可能な観光地」を将来像として質の高い観光を求めた施策を展開している点や、沖縄の自然環境・伝統・産業を尊重しながら旅行者と県民の相互満足度向上を目指し、エシカルトラベルに賛同いただける県内事業者を広く紹介している点を評価いただきました。



〇「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは
（日本政府観光局「第8回ジャパン・ツーリズム・アワード募集要項」より引用）
　ジャパン・ツーリズム・アワードは、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体・個人の取組を参考となる事例として表彰し、ツーリズムEXPO ジャパンとの連携により、優れた受賞取組をモデルケースとして広く世の中に知らしめ、さらなるツーリズムの発展に貢献していくことを目的としています。
 
　今回は国内外合わせて119件の取組が応募し、その中から各賞受賞団体が選出されました。今回受賞団体はQRコードまたはこちらからご覧ください。


〇国連世界観光機関（UN Tourism）とは
国連世界観光機関（UN Tourism）は、誰もが参加できる持続可能な責任ある観光の促進を責務とする国連の機関です。
観光分野における主導的な国際機関として、UN Tourismは経済成長、包摂的な発展、持続可能な開発の推進力として観光を促進し、世界全体の知見と観光政策の質を向上させるための先頭に立ち、観光部門に対する支援を行っています。