沖縄観光未来ビジョンコンテスト ポスターが完成しました
2025.03.05
沖縄観光未来ビジョンコンテスト ポスターが完成しました
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)では、創立70周年記念事業として、未来の沖縄観光を支える学生に対し実際に観光業界への就職を後押しし、プレゼンテーションや人前で発表する力を身につけてもらう機会を創出することを目的に、「沖縄観光未来ビジョンコンテスト」を開催しました。(コンテスト結果についての詳細はこちらをご覧ください)
本コンテストのポスター部門(写真+キャッチフレーズ)最優秀賞特典として、写真とキャッチフレーズを使用した沖縄観光ポスターが完成しました。沖縄観光ポスターというと、青い空、青い海、自然の緑というイメージが強い中で、それらとはまた違う目線で、夜の沖縄での職人の手仕事、伝統、文化の継承等の大切さや魅力が伝わり、メッセージ性の強い作品ができたと感じております。今後このポスターを、協賛いただいた旅行会社の皆さまをはじめ、関係各所にお渡しするほか、OCVBとしても県内外のイベント等で沖縄観光のPR素材として活用しながら、秋や冬にイベントが多い「やちむん」に関連付けながら、閑散期の集客にもつなげていきたいと考えております。

▲ポスター画像
【浦添工業高校2年 中山 鈴花さん コメント】
Qこの写真を撮った経緯を教えてください。
写真部の顧問の先生に放課後から車を出してもらい、取りに行った写真。夜8時ごろの読谷の北窯の様子を写した。4日間休まず職人が交代でずっと火を灯し続ける「火入れ」作業の、1日目と2日目に訪れたが、職人たちが自然を扱う難しさであったり、女性の職人で、髪を結んでいるが、顔の周りの髪が焼けていたりと、顔を真っ赤にほてらして、火と同じ赤さの顔で自然と向き合う姿を見たときに、「やっぱり綺麗なものを作り出す、人が使うのを生み出すってこういうことなんだな」と思い感動した。
伝統工芸としては残っても、元々生活として使われていたものがどんどん美術品としての価値が上がっていくのが少し寂しいと感じた。生活用品で使われ、人と一緒に発展してきたものを、美術品にするのではなくて、この先も一緒に生活していくものとして見てほしいと思い、今回北窯の写真を出品した。
Q通常の「写真コンテスト」とは異なり、3分間のスピーチやキャッチコピーを考えるというコンテストだったが、挑戦してみての感想は?
今回の沖縄観光未来ビジョンコンテストで初めて1枚の写真に対しての3分間スピーチやキャッチコピーを考えることにチャレンジした。スピーチの構成を考え、言いたいことをまとめるのに10回ぐらい練り直した。北窯の本を読みこんで、付箋をたくさんつけて、言葉を自分なりに解釈して落とし込んで、という作業を何回か繰り返した。人に伝えることの難しさであったり、自分がこの経験を通して気付いたことをどのように観光業に繋げたり、この先の工芸とか工芸品に対してのあり方を新しく提示できるのかなと考えたときに、「生み 灯し 繋ぐ」という言葉がぴったりなのかなと思いこのキャッチフレーズにしました。キャッチコピーを考えるのも大変だった。
Q写真とキャッチフレーズを通して「沖縄観光」に対して気付いたことや新たに考えたことは?
今回挑戦するにあたり、沖縄の観光について調べた。すると、青い海、青い空に、豊かな緑というのが1番に出てきて、それだけじゃないと思った。沖縄の人の精神性や文化というところから根差しているところを伝えたいと思った。表面的な美しさだけではなく、向き合うということの大切さ、難しさにも改めて気づいた。職人の方たちも10年ぐらいかけてようやくろくろを回せる。コツコツと積み重ね、向き合うということを、すぐに結果を求めてあきらめてしまう現代の人にも写真を通して何か新しいことを提示できるのではないかと思った。
Q沖縄観光への思いは?
自然の美しさももちろんあるが、沖縄の「人」に触れ、「文化」であったり「もの」であったり「こと」であったり、そういったものに結びつくきっかけになってほしい。
Q将来の目標は?
今回の撮影を通して、職人に対しての強いリスペクトが生まれた。工芸について学べる大学に進学して、沖縄について発信していけたらと思う。
本コンテストのポスター部門(写真+キャッチフレーズ)最優秀賞特典として、写真とキャッチフレーズを使用した沖縄観光ポスターが完成しました。沖縄観光ポスターというと、青い空、青い海、自然の緑というイメージが強い中で、それらとはまた違う目線で、夜の沖縄での職人の手仕事、伝統、文化の継承等の大切さや魅力が伝わり、メッセージ性の強い作品ができたと感じております。今後このポスターを、協賛いただいた旅行会社の皆さまをはじめ、関係各所にお渡しするほか、OCVBとしても県内外のイベント等で沖縄観光のPR素材として活用しながら、秋や冬にイベントが多い「やちむん」に関連付けながら、閑散期の集客にもつなげていきたいと考えております。

▲ポスター画像
【浦添工業高校2年 中山 鈴花さん コメント】
Qこの写真を撮った経緯を教えてください。
写真部の顧問の先生に放課後から車を出してもらい、取りに行った写真。夜8時ごろの読谷の北窯の様子を写した。4日間休まず職人が交代でずっと火を灯し続ける「火入れ」作業の、1日目と2日目に訪れたが、職人たちが自然を扱う難しさであったり、女性の職人で、髪を結んでいるが、顔の周りの髪が焼けていたりと、顔を真っ赤にほてらして、火と同じ赤さの顔で自然と向き合う姿を見たときに、「やっぱり綺麗なものを作り出す、人が使うのを生み出すってこういうことなんだな」と思い感動した。
伝統工芸としては残っても、元々生活として使われていたものがどんどん美術品としての価値が上がっていくのが少し寂しいと感じた。生活用品で使われ、人と一緒に発展してきたものを、美術品にするのではなくて、この先も一緒に生活していくものとして見てほしいと思い、今回北窯の写真を出品した。
Q通常の「写真コンテスト」とは異なり、3分間のスピーチやキャッチコピーを考えるというコンテストだったが、挑戦してみての感想は?
今回の沖縄観光未来ビジョンコンテストで初めて1枚の写真に対しての3分間スピーチやキャッチコピーを考えることにチャレンジした。スピーチの構成を考え、言いたいことをまとめるのに10回ぐらい練り直した。北窯の本を読みこんで、付箋をたくさんつけて、言葉を自分なりに解釈して落とし込んで、という作業を何回か繰り返した。人に伝えることの難しさであったり、自分がこの経験を通して気付いたことをどのように観光業に繋げたり、この先の工芸とか工芸品に対してのあり方を新しく提示できるのかなと考えたときに、「生み 灯し 繋ぐ」という言葉がぴったりなのかなと思いこのキャッチフレーズにしました。キャッチコピーを考えるのも大変だった。
Q写真とキャッチフレーズを通して「沖縄観光」に対して気付いたことや新たに考えたことは?
今回挑戦するにあたり、沖縄の観光について調べた。すると、青い海、青い空に、豊かな緑というのが1番に出てきて、それだけじゃないと思った。沖縄の人の精神性や文化というところから根差しているところを伝えたいと思った。表面的な美しさだけではなく、向き合うということの大切さ、難しさにも改めて気づいた。職人の方たちも10年ぐらいかけてようやくろくろを回せる。コツコツと積み重ね、向き合うということを、すぐに結果を求めてあきらめてしまう現代の人にも写真を通して何か新しいことを提示できるのではないかと思った。
Q沖縄観光への思いは?
自然の美しさももちろんあるが、沖縄の「人」に触れ、「文化」であったり「もの」であったり「こと」であったり、そういったものに結びつくきっかけになってほしい。
Q将来の目標は?
今回の撮影を通して、職人に対しての強いリスペクトが生まれた。工芸について学べる大学に進学して、沖縄について発信していけたらと思う。
この件に関するお問い合わせ
部署名 | 国内事業部 受入推進課 |
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担当者 | 具志堅・比嘉・照喜名 |
TEL | 098-859-6129 |
FAX | 098-859-6221 |